2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

光陰矢のごとし。 少年老いやすく学成りがたし。

pino noir Frederic Magnies

eat

酒屋で久々にワインを買う。2000円は高いのか安いのか。 自分にはチーズ、家の人にはアイスクリームを買い足す。 飲んだところで晩ご飯は昨日の残りのキムチ鍋。風邪にはなんといってもキムチ鍋。

風邪にアレルギーの発作が加わり更に鼻血が出たため遅刻。 出勤すると埃だらけの段ボールから酸性紙資料を探す仕事が待っていた。試練の一日だった。

官展を彩った名品・話題作ー大正〜昭和初期の絵画と工芸ー 宮内庁三の丸尚蔵館

7月23日〜9月25日台風の影響か曇って風の強い午後遅く、三の丸尚蔵館に出かけた。 皇居内には、彼岸花を始め、様々な秋の草花が咲き乱れ、栗や椎の実などが雑木林に落ちていた。高尾山にでも行って秋の野山に遊びたいなーと思っていた身には思わぬ嬉しさ。 …

妄想

やるべきことが多い程気が散るので困る。 妖怪占いなるものをやってみたら私の先祖はつらら女だった。まあいいです。 ぬらりひょんとかぬりかべなどであるより納得がいく。昨日からくしゃみ発作が断続的に続く。 一度出始めると20回位続くのでつらい。

那智滝の形象

22日夜、先輩にあたる方の告別式。 43歳、血栓による突然といってよい、早すぎる死だった。 弔問者に遺稿となった次回展覧会用カタログ論文のコピーが渡された。 那智滝の形象と題されたエッセーは、瀑布図を中心に日本の絵画表現と風景との関係を論じたもの…

十五夜

今年は谷中墓地から眺めることに。きれいだった。

森鴎外訳オペラ「オルフエウス」全3幕:グルック作曲 東京芸術大学演奏芸術センター(東京芸術大学奏楽堂)

9月17日、18日これが2400円はお買い得。パンフレットも充実。会場立ち見、終わりにサプライズ有り。グルック作曲《オルフェウスとエウリディーチェ》そのものは、明治36年に東京音楽学校で学生の自主公演として奏楽堂で上演された。日本人による初のオペラと…

月光

夜、寝転がっていたら頭の中でベートーベンの「月光」が鳴り出した。中学生の頃音楽の時間に弾いたことがある。そのあと、今夜あたり十五夜なのを知った。時々こういう事があるので面白い。

ざくろ

eat

谷中のトルコ料理屋。アフガニスタン料理、イラン料理も。家人と若きインド哲学研究者が旧交を温めていたところになぜか加わる。彼は、意に相違して紅顔美少年風の好青年だった。サンスクリット語とヒンドゥー語と??語と仏語と独語をものするそうだ。仏教…

杉本博司 時間の終わり  森美術館

9月17日〜2006年1月9日作品も展示空間も洗練されている。分かり易い。安易でない。またゆっくり見に行くことにする。三十三間堂の仏像をモティーフにした映像が出ていた。昔初めて見たときより感動が少なかったけれど、やはり絶句するものがあった。 早い時…

日本のアールヌーヴォー 東京国立近代美術館工芸館

9月17日〜近美の工芸館は元近衛師団司令部庁舎で建物が重要文化財なのである。感じの良い建築だが展覧会を開くに当たっては色々制約もあろうと思う。しかしいつも良い企画です。今回も当たりだった。・おなじみのアールヌーヴォーに影響を受けた出版物、ポス…

休日だったが人から頼まれた調べもののため図書館へ。 某氏が某氏の父の長男であるか否かについて。図書館にたどり着いてから、以前某氏から直接お兄さんの話を聞いたことを思い出した。近頃益々想起能力が落ちていて非常にまずい。 救いは昼から行動出来た…

レオナルド・ダ・ヴィンチ展 直筆ノート「レスター手稿」日本初公開 森アーツセンターギャラリー

9月15日〜11月13日天才に触れるひととき。 細かい字で紙片にぎっしり書き込んである。欄外的部分には挿画も。全てが手書きで全てが観察したことから導き出された考察であることに感動。地道な観察の先に生まれる発想は天才のものだとしても、まずは観察、そ…

bones in pages 勅使河原三郎 神奈川県立青少年センターホール

1991年にフランクフルトのteater am turmで制作され、国内では1994年に神奈川県立青少年センター、1995年にセゾン劇場で上演されたのだった。1994年のを見たときはソロ作品だったが今回は宮田佳、佐藤??の3人による。時間も40分程と短い。 今朝は投票、美…

遣唐使と唐の美術 + 模写・模造と日本美術ーうつす・まなぶ・つたえるー東京国立博物館

7月20日〜9月11日遣唐使と唐の美術 「発見された青年遣唐使、井真成の墓碑。そして、彼と生きた唐の美術。」というサブタイトルが全てを表している展覧会だった。遠い昔に想像力を飛ばさないとなんとも味わいにくいテーマ。急いでみたので印象も薄い。会場に…

田中泯 国際共同制作ダンス・プロジェクト [気配の探究] シリーズ III「森の物語」

9月1日〜3日 井の頭公園構成・演出:田中 泯去年、夜の公園で踊る田中泯が良かった。今年も行きたかったのだが見逃した。 以下家人の思い出話。(泯とは関係なし) 学生の時井の頭公園で友人と大道芸をやっていた。お客さんはいなかった。 がしゃがしゃと…

特別展「地口行灯の世界」 足立の街角を照らす 足立区立郷土博物館

9月4日〜12月4日まで図録だけ先行して見たが期待大。是非行って脱力してみたい。地口も行灯も知っていたが地口行灯というものは知らなかった。祭礼のときに氏子の家の門口や神社の参道に飾る行灯なのだそうだ。行灯に描いてある絵が地口になっていて、…

ファイル形式など+ラヴェル

MacとWin間も以前よりだいぶやり取りし易くなった。 しかし転送が遅い。容量が大きいとやり難いことには変わりない。 待ち時間に気に入っている曲を10回位聞いてしまった。 Ravel:String Quartet in F written in 1902-3(明治時代じゃないですか、洒落て…

失敗上等

先日見かけた会田誠が着ていたTシャツに描いてあった文言。べただ。 失敗も学ぶ糧になるならいいですけどね。私は失敗を有効利用する才覚がない。彼はROSA!という展覧会に1点出品しているのである。その内覧会の時のことだった。 ちなみにその展覧会では櫃…