杉本博司 時間の終わり  森美術館

9月17日〜2006年1月9日

作品も展示空間も洗練されている。分かり易い。安易でない。またゆっくり見に行くことにする。

三十三間堂の仏像をモティーフにした映像が出ていた。昔初めて見たときより感動が少なかったけれど、やはり絶句するものがあった。
早い時間に行ったためエリオット氏が会場を案内し回っているのを目にした。

池田亮司とコラボレーションした部屋があり、数千年の時を越えてきた音、というイメージの作り方に納得、感心した。しかし私はあのヘルツの音が苦手だ。部屋に入る前から頭が痛くなってしまった。例えばスピードを出した車が走る道路でキーンというあの音が聞こえてしまって苦痛な人は要注意。