2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

演じられた近代 <国民の身体とパフォーマンス> 兵藤裕巳 岩波書店 2005

近代の美術を制度史的に語った佐藤道信氏の著作は説得力があり面白かった。 作品の美学的な評価にあまり拘泥せずに、幕末明治の国家創世期に制度として立ち上がった美術、という視点が一貫していてブレないので主観的なつっこみを入れる余地がないことが一因…

フィリップス・コレクション展 森アーツセンターギャラリー

9月4日まで。ダンカン・フィリップス(1886-1966)のコレクション。 1921年に創設されたその美術館は、当時としては珍しくアメリカの同時代美術を収集したそうだ。 会場案内図には次のように作品が分けられている。 17,19世紀のスペイン絵画、18世…

五百城文哉展 東京ステーションギャラリー

8月28日まで。見たかった五百城文哉の作品が一挙に見られた。 出来れば3月頃見たかったのだが。会場は、日光を題材に水彩で描いた晩年のもの、 日光に落ち着く前後の、風景画や肖像画、 水彩による植物画、の3つに構成されている。まず、水彩で描かれた…

leeum ( samsung museum of art )

今年新たにオープンした美術館。プライベート美術館でこんなにお金のかかった美術館は日本ではお目にかかったことがないです。サムソンの一人勝ちぶりを見た。 なにしろまず3つの建物を、ジャン・ヌーベルとレム・コールハースとマリオ・ボッタがそれぞれ担…

韓国国立現代美術館 the national museum of contemporary art, korea

日本で言えば、吹田にあった頃の国立国際美術館のようなロケーション。 都心からだいぶ外れた大規模な公園の中にあって、行くのが不便。かなり大組織で学芸スタッフだけで33人いるそうだ。 他の場所でも感じたが、美術館にたくさんの子供が訪れている。お…

大韓民国

9日から4泊韓国へ行って来た。近い。 飛行機で2時間半ほど。ハングル文字が全く読めないためいろいろと困ったが、 全般的には面白かった。日本と似ている部分、似てない部分が入り交じり他の国では経験しない雰囲気。

アートフェア東京

art

8月6日〜8日 東京国際フォーラム 昔NICAFというのがあったがあれとはどう違うのだろう。 画廊にも久しく足を運んでいなかったので、いそいそと国際フォーラムの会場へ向かう。 最近のコンテンポラリーの傾向が、分かったような分からないような。 ブース…

鶏の丸焼き他

eat

丸焼き ・鶏に塩を塗り込む。以下同様。にんにく、しょうが、ぱぷりか、こしょう、グローブ、西洋とうがらしミックススパイス。 ・小たまねぎなど皮をむいておく。野菜くずを少々。 ・ベーコンを鶏に巻き付けて凧糸で縛る。 ・オーブンを予熱200度にして…