2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

監獄の誕生-監視と処罰- ミシェル・フーコー 田村 〓訳

今更ながらだけど面白い。これからしばらく通読予定。監獄における一望監視施設を表すパノプティコンという単語があまりにも有名だが、原題では「監視と処罰」がメインタイトルだったんですね。

熊田千佳慕展/山名文夫と熊田精華展 目黒区美術館

2006/6/24(土)〜9/3(日) マニアック。 熊田千佳慕だってプチ・ファーブルなどと言われながら若い頃は日本工房で仕事をしていたりして、その辺も昆虫や草花の絵に混じってばっちり紹介してあった。 しかし私の目的は山名文夫と熊田精華展であって、風邪にも負…

特別展 プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展 東京国立博物館平成館

2006年7月4日(火)〜8月27日(日)今思えば、早めに行っておいて良かった。最後は大混雑だったらしい。 言いたいことは色々あるが省略。「若冲のことを日本の美術史家は見過ごしていたがプライス氏は早くから認めていた」という謳い文句には語弊があるんではな…

カール・ブロスフェルト

なごむ。彫刻みたいだ、と思ったら彫塑を教えていたらしい。形態サンプルという点では、なんとなくベッヒャーも連想してしまった。

蕎麦

eat

私は東京の誇るべき食文化のひとつは蕎麦だと思う。おいしい蕎麦屋も沢山ある。コストパフォーマンスも含め普通に和食を食べに行くと京都に負ける気がしてならないが(もちろん狭い経験内での感想ですが、)、蕎麦は東京に限るでしょう。信州とか山形もすご…

高校野球

駒大苫小牧と早稲田実業が延長引き分けで再試合。

肉/焼き鳥

eat

焼き鳥が好きだ。けど気に入った店があるとあまり開拓しなくなる。以下好きな店。おいしい。 :江東区三好「鳥??」店名忘れた。けどファン多いはず。:文京区千駄木「鳥よし」。カウンター+2組分のテーブル。店主一人で切り盛り。:文京区白山「八巻」。…

ホトトギス

ホトトギスの花が咲いていた。地味だったけど嬉しいです。

常設展示 京都国立近代美術館

毎回訪れるたび常設が楽しみ。 鑑賞者のリクエストによる構成の試みが楽しかった。特に一観客のリクエストであった土田麦遷の舞子林泉図に関しては、京都は大下絵を持っているので、東京国立近代美術館から本画を借用して並べて見せ、その他にも麦遷作品を集…

生誕120周年記念 富本憲吉展 京都国立近代美術館

広い展示会場をゆったりと使って好感の持てる展示だった。 東京美術学校の卒業制作で出した音楽家の家設計図面を見ると、この人が図案科出身だったことを改めて思い出す。 V&Aから得た成果を見ても、その後の模様の展開を見ても、図案に対する意識が高かった…

送り火

京都の送り火を高いところから見た。「大」「妙」「法」「舟」左「大」「鳥居」。「鳥居」以外全てが一望のもとに。鳥居は平安神宮の鳥居を見たからいいことにしよう。最初大文字焼きと言っていたら、京都の方に、「どら焼きじゃないんだから」とたしなめら…

朝顔、ミント、ポーチュラカ、松葉ボタン

朝顔は全部で3鉢だが2鉢は鉢が小さすぎたためか花がつかない。ごめんね朝顔、盆栽用の鉢を使ってしまって。蔓は伸ばしてくれている。 ミントはものすごく強い植物だ。どんどん摘んでもむしろ増えているような。地味な白い花がついた。 ポーチュラカ、松葉…

Paso Doble     Miquel Barcelo/Josef Naji      Eglise des Celestins      duration 1h (60e festival d'Avignon)

7月25日ジョセフ・ナジは「カナル・ペキノワ」とか「ヴォイツェック」などのダンス公演で90年代に来日しているコレオグラファー、演出家。バルチェロは知らなかったけれど、粘土を使ってタブローや彫刻を作るアーティストだった。「パゾ・ダブル」は、映像…

Lever de soleil    Bartabas    Carriere de Boulbon (60e Festival d'Avignon)

7月27日アヴィニヨン郊外の文字通り石切場で行われた。石切場に着いたのが朝4時半頃だったか。開演時間朝5時半。真っ暗だった。真っ暗な中目をこらしていると、バルタバスがモンク風の衣装を着て馬に乗っているのが見える。バルタバスは馬を操り、ゆっくり…

vsprs    Alain platel     Cour du lycee saint-Joseph (60e Festival d'Avignon)

7月26日アラン・プラテルはたぶん来日していない。舞台上にコンバス、フルート、ヴァイオリン、サックス、ベース、ドラムなどの演奏家とソプラノ歌手が居て、モンテヴェルディの曲のアレンジをずっと演奏している中でダンサー達が踊る。 誰かがピナの舞台を…

Battuta    Theatre Zingaro/Bartabas   Chapiteau Domaine de roberty (60e Festival d'Avignon)

7月25日一度来日もしたジンガローの新作公演。 前売りが取れなかったため当日並ぶ。いかに数奇な運命により当日券が手に入ったかは省略。最後はコイン投げのおかげで手に入った。 ジプシー風の弦楽の楽団と管楽の楽団が交互に演奏しながらの公演。かなりうま…

お盆なので泊まりで墓参りへ行き帰ってきた。実家が遠いので大変だ。 時差ぼけのピークと重なりかなり疲れた。国内旅行なので楽ではあったが。

帰国

フランスとドイツから帰ってきた。アヴィニヨンは酷暑だった。湿気がない分太陽光線が直に皮膚に影響するような。西欧人達は赤やけどしながら平気で肌を焼いていた。やけどしながら夜10時頃まで明るいので夜中まで活動し、翌日の午前中には路上に出ていた…