遣唐使と唐の美術 + 模写・模造と日本美術ーうつす・まなぶ・つたえるー東京国立博物館

7月20日〜9月11日

遣唐使と唐の美術 「発見された青年遣唐使井真成の墓碑。そして、彼と生きた唐の美術。」というサブタイトルが全てを表している展覧会だった。遠い昔に想像力を飛ばさないとなんとも味わいにくいテーマ。急いでみたので印象も薄い。会場にはパネルなど沢山用意してあって親切に解説してあった気配。時間が出来たら反芻することにする。

模写・模造と日本美術 こちらは東博所蔵の模写・模造作品の陳列。明治20年代、岡倉天心を中心に古美術保護、作家の教育を観点に行われたものが多かった。模写、模造者たちがその後日本近代美術を担う面々なのである。竹内久一、山田鬼斉、新納忠之介、横山大観菱田春草、下村観山。若いところでは前田青邨、守屋多だ志、等の法隆寺金堂壁画模写、平山郁夫等の高松塚古墳壁画模写など。