2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツ,分離派

Gustav Erdmann&Ernst Spindler設計のすてきな駅構内。1909年竣工。これも現役。

鹿児島市中央公民館

1927年竣工。片岡安設計。 今も現役。

長島美術館

山の頂上にあって庭園から桜島が一望できる絶景。桜島と海と下界に広がるおもちゃのような市街地、やけに白っぽく、さし色は朱色、朱色の観覧車や朱色の工業関係建築物、を借景として、素敵な亜熱帯風庭園に現代彫刻が林立する超現実的雰囲気であった。庭の…

鹿児島歴史資料センター黎明館

鹿児島城趾にある。それと知らずに石垣を見ていて強烈な懐かしさを感じた。よく考えてみるとさもありなん。これは得難い不思議な経験でした。過去に想いを馳せた。展示中、藤島武二の明治40年代に描いた島津久治像に感銘を受けた。明治40年代なのに侍の…

鹿児島市立美術館

週の頭に鹿児島に行って来た。 常設展見る。私はここで意外な体験をした。黒田清輝の作品に大感動してしまったのだ。第一回目の滞仏期、帰国間際の年に描いた風景画。強い光線によって白味を帯びたような白昼の雰囲気を捉えたもので、何気ない郊外の小道と緑…

崩壊感覚   東京国立近代美術館

好企画。京近美から来ていた池田遥邨の震災風景スケッチが珍しかった。訳の分からない固まりの小山がスケッチされていて、それのタイトルが「新吉原」だったり。企画タイトルにもなっている駒井哲郎の《銅版画集Composition de la Nuitより 崩解感覚》1969年…

平山郁夫 祈りの旅路  東京国立近代美術館

近美に所用有り。暑い日だった。日傘がなくて辛い想いをした。金、群青と、顔料の高価さにばかり目がいってしまった。偏見だろうか。 広島市内が燃え上がっている《広島生変図》(1979年)。 ところで戦争の惨事を下界に憤怒相の不動明王みたいなものがいる…

崩壊感覚   東京国立近代美術館

好企画。京近美から来ていた池田遥邨の震災風景スケッチが珍しかった。訳の分からない固まりの小山がスケッチされていて、それのタイトルが「新吉原」だったり。企画タイトルにもなっている駒井哲郎の《銅版画集Composition de la Nuitより 崩解感覚》1969年…

平山郁夫 祈りの旅路  東京国立近代美術館

近美に所用有り。暑い日だった。日傘がなくて辛い想いをした。金、群青と、顔料の高価さにばかり目がいってしまった。偏見だろうか。 広島市内が燃え上がっている《広島生変図》(1979年)。 ところで戦争の惨事を下界に憤怒相の不動明王みたいなものがいる…

ドイツ・機能主義

先日ベルリンとデッサウに行ってきた。バウハウス関連でグロピウスの設計した住宅やら集合住宅、職安、校舎などを訪ねてきたのだ。バウハウス・デッサウがモダンの代名詞であるかのような区分けに対してますます疑念が深まったのであった。表現主義とモダン…

ロシア文学と50年代

70代のご婦人方と話していたら、私たちの(若い)頃はロシア文学がはやったのよとおしゃっていた。一人は中学生の頃から「カラマーゾフの兄弟」を読破したかったがまだ果たせていないとのこと。今度新訳で5巻本が出るから楽しみに買うつもりらしい。 彼女が…

bauhaus dessau

今日からデッサウのバウハウス校舎の元学生寮、現在ゲストハウスになっているところに泊まっている。 2006年11月に大体の復元が終わったのだ。 何から何まで清潔な建物だが無機質な感じがなぜかなくて簡素だけど快適。バウハウスについて疑問に思っていたこ…