フィリップス・コレクション展 森アーツセンターギャラリー
9月4日まで。
ダンカン・フィリップス(1886-1966)のコレクション。
1921年に創設されたその美術館は、当時としては珍しくアメリカの同時代美術を収集したそうだ。
会場案内図には次のように作品が分けられている。
17,19世紀のスペイン絵画、18世紀のフランス絵画、新古典主義とロマン主義、19世紀のイギリス絵画、バルビゾン派、写実主義、マネ、印象派、ルノワール、後期印象派、シャバンヌ、ロダン、象徴主義、ナビ派、デュフィ、素朴派、表現主義とバウハウス、キュビスム、マティス、ジャコメッティ
各項目は、1点のみだったりすることも少なくないが、総数にして60点をこれだけ多くの見出しに分けたことには感心した。
ちなみにスペインはグレコとゴヤの《悔悛の聖ペテロ》
18世紀フランスはシャルダン《プラムを盛ったボウル》
19世紀のイギリス絵画はコンスタブル《スタウア川のほとり》
素朴派はルソー《ノートル・ダム》
象徴主義はルドン《神秘》