2006-08-16 生誕120周年記念 富本憲吉展 京都国立近代美術館 museum 広い展示会場をゆったりと使って好感の持てる展示だった。 東京美術学校の卒業制作で出した音楽家の家設計図面を見ると、この人が図案科出身だったことを改めて思い出す。 V&Aから得た成果を見ても、その後の模様の展開を見ても、図案に対する意識が高かったと思われる。 知人が云っていた、工芸家というよりデザイナー、という意見にはなるほどと思わされた。