生誕120周年記念 富本憲吉展 京都国立近代美術館

広い展示会場をゆったりと使って好感の持てる展示だった。
東京美術学校の卒業制作で出した音楽家の家設計図面を見ると、この人が図案科出身だったことを改めて思い出す。
V&Aから得た成果を見ても、その後の模様の展開を見ても、図案に対する意識が高かったと思われる。
知人が云っていた、工芸家というよりデザイナー、という意見にはなるほどと思わされた。