Kandinsky            Centre Pompidou

Galerie 1
4月8日 - 8月10日、2009
11h00 - 23h00

もうすぐ終わってしまうがこちらもいい展覧会で欧州に行く機会があればお勧めする。
私が行ったときには長蛇の列で1時間待ちという雰囲気だったがそれは実は同時開催中のカルダー展の列であった。カンディンスキーの方は、はいどーぞー的な感じで待ち時間も3分程度だった。助かったけど意外でしたよ。カルダー展も終わっている今はどうか知らない。

ポンピドーセンターのHPで会場風景も見られる。そこに映っている油彩画たちは見どころ。その他、全然映ってないものとして次のものが見どころ。
・シュトゥルム誌表紙原画、原版画、刷り違いのヴァリエーション等、1912年のベルリンでのカンディンスキーの版画の仕事。
・ロシア時代(バウハウスに来る前)のインク画。黒単色だがこれがすごくいい。
こういうのはポンピドーの所蔵するカンディンスキー資料の充実ぶりを生かしたもので、全くいい展覧会です。

個人的にはムルナウ時代の紙作品を初めて実見出来て、相当テンションの上がった展覧会でした。