英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展 森美術館

2008年4月25日(金)〜2008年7月13日(日)
主催:森美術館、テート・ブリテン、ブリティッシュ・カウンシル、朝日新聞社

1984年の第1回から2007年までのターナー賞受賞作家作品を集めている。
ターナー賞受賞「作」でないことに注意。私はてっきり受賞作なるものがあると思っていたが、ターナー賞は結局人に与えられるようになったらしい。20余年の歴史の中で運営も試行錯誤だったことが分かり面白かった。某賞を連想しますね、同僚。



デミアン・ハーストの例の牛の母子を見て、久々に「鑑賞体験」ということに思いを馳せた。
写真で見るのと、実際に作品を見て感じることは違う。当たり前のことではあるが、この劇的な差が、あるいはハースト作品の評価を上げた真の理由なのかも、とふと思った。