レンバッハハウス美術館所蔵 カンディンスキーと青騎士展   三菱一号館美術館

2010年11月23日(火・祝)〜2011年2月6日(日)

前々から楽しみにしていた展覧会。
超すいていた。やはり会期始めは基本的には空いているのが素晴らしい。
入場券買って入るならば、この環境の差は無視しがたい。と思っていても最終日の旅になることが多いのだが。だが。

カンディンスキー初期の油彩画を複数見る機会は日本ではあまりないと思うので、そういった方面に関心がある人は必見である。また、ヤウレンスキーの1910年代前半の作品とか、フランツ・マルクの良い作品が見られることも素晴らしい。もちろん、ガブリエル・ミュンターの作品を見ることが出来る珍しい機会でもある。

個人的には、先日、レンバッハハウス館長の講演会で恐る恐る手を上げた質問が思わぬ方向に解釈され驚き恐れ入りつつ、質問の意図が伝わっていなかったようだ、と消化不良に陥っていたため、作品もさることながら展示壁の色が気になってしょうがなく、非常に絶妙の美しい色だったことを確認し、これをせめて述べなければいかないような気がして機会をうかがったけど、うかうかとお話するタイミングを逃したため余計煩悶が増しました。