土方巽 夏の嵐 / 荒井美三雄  あうるすぽっと

日本 / 2003 / カラー / 71分

風邪は、生姜の多めの摂取と、キムチ鍋+おろし大根ドカ食いによってほぼ抑えられた。ひきはじめの対処成功。薬飲まずに済んでよかった。

さて、フェスティバル/トーキョー10で、色々とパフォーマンス関連の映画を上映しているなかで、土方巽が踊っている映像があるので見に行った。
解説の石井さんのお話によれば、カラーで見ることのできる最後の映像であるとか。
土方巽が舞踏しているのを観たことがない人は自分の目で見るいい機会だと思う。
「なんだかよく分からない身体」の顕現。
しかし、どこか馴染み深いというか、見ていて辛そうでない感じがするという点が、誠に興味深かった。よその文化圏の人が観た場合、そのへんの身体感覚はどうなるのか知りたいものだ。
石井さんもお話していたが、芦川羊子の顔の動作がすごい。天才的な感じがする。芦川羊子の踊りが見られるというのもあまりない機会ではないだろうか。

それにしても「あうるすぽっと」。あんなところにあるとはびっくり。