ザ・コレクション・ヴィンタートゥール スイス発―知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂   世田谷美術館

8月7日〜10月11日

一日で板橋と世田谷に行くとはわれながら効率が悪かった。
ドラクロアブーダンからマックス・ビルまで。確かに殆ど知らない作品ばかり。
とりわけドイツやスイスのくくりの作品など、全然見たことがなかった。マックス・リーバーマンの作品を初めて見ることが出来たのが収穫だった。しかし、この画家がどうしてあんなに評価が高かったのか、絵を見ても腑に落ちない。ドイツでは印象派は色彩よりもそのタッチが受け入れられたと会場の解説に書いてありました。そう言われてみればそんな感じの絵。ベルリン分離派のボスだった訳だが。
20世紀初頭の分離派って、喧嘩ばかりというか、分離を繰り返していて、さすが分離派と名乗るだけある。絵の傾向としてどうなのかとなると、特にベルリン分離派などさっぱりピンと来ない。ちょっと調べるべし。