ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで   国立西洋美術館

2010年6月26日(土)〜9月26日(日)

もう、パルミジャニーノの《貴婦人の肖像(アンテア)》に惚れ惚れですわよ。決してメジャーとか、古典的美とか、アポロンとか、日当たり良しとか、そういう言葉が似合わない画風ですけれど。みなさんもご覧になっては。
エル・グレコの少年の絵も眼を惹きつける。ひょろ長修道士だけ描いてた訳でないとよくわかる。
ティツィアーノマグダラのマリアとか、マンテーニャの肖像画とか、すごく有名な作品が、ゆったり見られるのがありがたいことです。
グイド・レーニの《アタランテとヒッポメネス》、大作なのに緊張感があるのは発見でした。