ボルゲーゼ美術館展 東京都美術館

1月16日(土)〜4月4日(日)
ラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」ほか、ボルゲーゼ美術館のコレクションから約50点。


最終日の旅。
ラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」以外にもボッティチェリ、ベロネーゼ、カラヴァッジオの日本初公開作品があったということだが、初公開を売りにしなくても良かったのでは。
個人的にはヤコポ・ズッキの《アメリカ大陸発見の寓意(珊瑚採り)》1585年、に魅了されたことでした。やなぎみわのお婆さんシリーズにもこれと同じモティーフがあった。モデルさんもこの作品を見たのだろうか。

その他、《スザンナの水浴》のスザンナが可愛かった。ギルランダイオの《レダ》と《ルクレツィア》のセット、そうとう貴族趣味。

ボルゲーゼと日本のつながりということで、支倉常長と慶長遣欧使節がフィーチャーされていた。仙台博所蔵の《支倉常長像》、写真パネルで出す位なら、隣の東京芸大に同作品の模写があるからそれを借りればよかったのに。