L'héritage du Bauhaus à Chicago, NATHAN LERNER( ネイサン・ラーナー:シカゴのバウハウスの遺産)  Musée d'art et d'histoire du Judaïsme 

13 November 2008−11 January 2009

バウハウスの字に引きつけられ訪問した。滞在場所がマレのはずれだったということもある。
ラーナーはシカゴのニューバウハウスでモホイ=ナジの教えを受けた。よく見てみれば、アメリカでモホイが出した本にネイサン・ラーナーの作品が参考図版としていくつか採用されてもいる。モホイのフォトグラムにとても感銘を受けたらしい。ラーナーは、ライトボックスというものを自作して、この中での光と影の織りなす造形を写真作品化している。
しかしそれまでに既にキャリアがあり、人物を対象にリアリスム志向の写真でいい作品を作っている。シカゴのバウハウスでは教鞭もとった。展覧会では、シカゴ以前、シカゴ以降も幅広く紹介していた。
へー、と思ったのは、所有する貸家の住人がかのヘンリー・ダーガーで、ダーガーが施設に移った後(と書いてあったかどうか不確実)これはすごいっということで奥さん(日本人でした)と共に、ダーガーの芸術を世に知らしめた超本人であったことでした。


今日はこれまで。腰痛い。