備前+工芸館開館30周年記念展 II 工芸の力−21世紀の展望 東京国立近代美術館工芸館

(2007年12月14日(金)-2008年2月17日(日))


うちのものが先日岡山に行って備前焼きを買って来た。
そうとうごつごつ。備前の中でもワイルド派な感じ。うちにある備前焼ビール用コップがものすごく端正に見える。
そういえば前に近美の工芸館に見に行った上記展覧会で「ぼくは詳しいことはよく分からないが三輪寿雪のが一番好きだ」といっていた。例の鬼萩です。その時鬼萩の精がうちのものに乗り移ったに違いない。
その後、新参の備前を眺めながら、北村武資の織物は一体誰が身につけるのだ、という話しになる。よく分からないが姫が着るに違いないと私は思った。あるいは天女。
たとえさる家系の方でも、着ようとすればお付きの人からまったが掛かるのでは、とうちのものはいう。
話しをはしょるが、北村さんの織物は構造で、福本さんの織物は運動であるというのがその根拠となる。


こうして徳利とぐいのみが新たな仲間になったがうちはあまり日本酒をたしなまないので花入れになるでしょう。


上記展覧会でみた「北川宏人《ニュータイプ2003−ブラック》2003年金沢21世紀美術館蔵」は見た目なんとなく村上隆のフィギュアものをほうふつとさせるなと感じていたので、最近の学生の彫刻作品に一部フィギュア風が増えたという本日の同僚の言にそういえばそうだと同意したことでした。