特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ ― 天才の実像」The Mind of Leonardo - The Universal Genius at Work 東京国立博物館本館特別5室・平成館特別展示室

2007年3月20日(火)〜2007年6月17日(日)
東京に戻って滑り込みで東京国立博物館の「レオナルド・ダ・ヴィンチ」展を見る。20分未満で入れた。結論からいうと良い絵だったので見てよかった。第2会場に、レオナルドの思考をたどる模型中心の展示があり、手稿から模型や映像を起こしていてそれなりに見応えがあった。むしろ分かりやすさに気を配っていてよく出来ていたのではと思う。模型、パネル中心のなかにポンっとテラコッタ作品が置いてあって意外だった。レオナルドの絵画作品との共通点が多いそうだ。確かにレオナルド顔だけれど表情がやや不自然か。

エイゼンシュタインが映画学校で行っていたという、静止画による編集という課題が映像で再現されていてちょっと面白かった。
それにしても、上野→新潟→上野という移動には疲れ、帰りの新幹線に日よけのブラウスを置き忘れてきてしまった。

2007年3月20日から、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「受胎告知」を中心とする特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ ― 天才の実像」を、上野の東京国立博物館で開催します。この展覧会は2007年1月までイタリア・フィレンツェウフィツィ美術館で開催されていた企画展を日本向けに再構成したものです。

ウフィツィ美術館
 レオナルド・ダ・ヴィンチ
 The Mind of Leonardo - The Universal Genius at Work
 公式ホームページ(伊・英):
 http://brunelleschi.imss.fi.it/menteleonardo/

本展では、イタリアが誇る至宝「受胎告知」をダ・ヴィンチの創造世界の始まりにすえ、手稿をもとに制作した模型や映像などを用いて、芸術から科学にわたる広範な試みの全てを紹介していきます。500年前に生きた一人の人間が成し遂げた偉大な精神活動の記録を余すところなく概観できる、これまでにない展覧会です。