GUNDAM−来たるべき未来のために− 上野の森美術館

〜12月25日

最終日で混雑。体調不良でもあり、あまり感心しなかった。入ってすぐ小谷元彦《胸いっぱいの愛を》。続けて会田誠《ザク(戦争画 RETURNS 番外編)》。この辺はガンダム繋がりなだけで、お題があってもなくても、特に作品には影響なしという感じだった。面白かったのは《せめて惑星らしく》という写真シリーズ。作家名失念。風景写真というか地形写真の連作。タイトルのイメージ喚起力が勝因か?この作家だけは、展覧会に合わせて作ったんじゃなく過去作品なんだそうだ。それから田中功起の《アムロアムロたち》が意外に良かった。アムロの寝起きしていた殺風景な部屋を再現していて、脇にアムロと同じ年の頃の少年達がこちらをじっと見ている映像。マジックミラーのこちら側から撮ったそうで、少年は自分を見ているということになるが、じっと見ているその眼差しがこの作品の秀逸なところ。あとは西尾康之のでかいセイラ・マスのおなかを覗いたり、その他ぱっとしない作品も多し。
ところが今日よそのブログを見ていてこの展覧会(東京展)で特筆すべきものは音声ガイドだったことを知る。東谷とアムロ役、シャア役の声優がガイドをやってたそうだ。もう遅い、、。