堂本尚郎展 京都国立近代美術館

9月13日〜10月23日

1928年生まれ堂本尚郎の回顧展。伯父さんに堂本印象がいて、日本画から始めるが油彩画へ転向。というか、この画材によるジャンル分けが意味をなさないような作品展開をしておられる。パリでアンフォルメル絵画を描き、ニューヨークでも意欲的な制作を続ける。2005年作の作品まで網羅されている。近年のははすの葉を思わせるおだやかだけどおとなしくない作品でよかった。リヒターの20年前をいっているじゃないかという作品など、収穫は大きかった。