伊藤キム+輝く未来 Bankart1929 yokohama/1929ホール

公演タイトルは、「壁の花、旅に出る。」

ホールは旧銀行を利用したもの。天井が高くて感じがいい。

本日は公演2日目。雨が降りとても寒い日。
入ると、立食パーティ会場になっていて、お料理、飲み物などしつらえてある。
壁際に彫刻風にじっとしたダンサーが並んでいるが、基本的にパーティ。客は我々。
だから人と喋ったり社交を楽しもうと思っていたが、そして客達も最初はそうしていたが、
ときどき一般人に紛れたダンサーが踊ったりや何かすると、
大体の人はそちらに向かって黙って見ていた。
誘われるのを待ってる人、見てるだけの人、人はそれを壁の花という。
と言うわけで壁の花=我々観客だったのでした。と私は思う。

第二部はダンサーたちの踊るスペースが空けられ、それを客が3方から取り囲んで見る形式。

伊藤キムの笑いのセンスはいい。観客への介入もうまく仕掛ける。
だけど出来ればもう少し踊って欲しかった。やはり本人踊ってるところがもっと見たい。

今度「禁色」をやるそうなので(6月)そちらへ期待がふくらみます。