シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い   東京芸術大学大学美術館

シャガールがこれほど奥深いとは。シャガールの面白さに開眼した。しかし、本展を通じてはゴンチャローワに注目。日本でこれだけゴンチャローワとラリオーノフの作品が展示されるのは初めてではなかろうか。いや初めてである。
また、マレーヴィチのアルヒテクトン(複製だが)が来ていることがどうしてもっと騒がれないのだろう??それに、イワン・プーニの「0,10 最後の未来派絵画展」の出品作とか!!日本で見られるのがありえないレアさだと思うのだが。構成主義前の、未来主義からシュプレマティズムにかけての作品が見られる良い機会。
リシツキーの作品があればコンセプト的にはもっと良かったが、ポンピドー自体がリシツキーのコレクションを、たしか素描1点位しかもっていなかったので、ポンピドーコレクションからの出品である以上、これは無理な話であった。