ルージュになりたい

年末年始とパリにいたせいか、プライベートが仕事に浸食されきってしまったのか、年明けのきちんとした感じがない新年の始まりであった。もう1月も終わるけど。

今年は疲れた人状態を脱したい。
それで疲れる原因とその対策について考察を巡らした際の観念連合の副産物として梶谷美由紀の「ルージュになりたい」を思い出したのでユーチューブで改めて聞いてみたら名曲だった。覚えてるだけのことはある。
私がこの曲を知ったのは、梶谷美由紀のこの曲のプロモーションビデオを知合いが作っていたからであった。その編集室を訪れるといつもこの曲のPV編集作業中だったので自然と曲を覚えてしまった。そのPVの中身は、梶谷が四つん這いになって小さい滑り台の下をくぐったりするような、??という感じの構成だったが、ユーチューブ情報によれば「ルージュになりたい」はアニメ「赤ちゃんと僕」のエンディング曲だったそうなので、赤ちゃんの動作イメージに梶谷を重ねようとしていたのかもしれない。しかしそうだとすれば、歌詞とPVとアニメ、3者のイメージがばらばらすぎましたな。この曲の歌詞は、ちょっと聞くと誰が誰に向けて訴えているのかわかりずらく、分かるひとが分かればいいということであるとしても、これが「赤ちゃんと僕」のエンディングに採用されたとは驚く。歌詞を切り詰めて短縮版になっているのもわかる気がする。詞は梶谷とサエキけんぞう、曲は朝本浩文というゴージャスメンバーだったので驚いた。