線の巨匠たち−アムステルダム歴史博物館所蔵 素描・版画展 the conoisseur's eye:Master Drawings and Prints from the Amsterdams Historisch Museum 東京芸術大学大学美術館

2008年10月11日(土)-11月24日(月・祝)
月曜日休館〔ただし10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)は開館、10月14日(火)、11月4日(火)は閉館〕


良い作品を見られる良心的展覧会。ぜひ見ることをお勧めします。
ところで、この展覧会の日本語のメインタイトルと英語のメインタイトルは、違うことを指し示している。日本語のタイトルだとぴんと来ないが英語の方を見て納得したと言う方が数名いらした。
しかしポスターをみると、目利きの目(この場合コレクターの、という意味合いも持つのでありましょう)、という英語タイトルはデザイン上あまり目立たせず、(当然そうであるべきだが)邦題が目立つ。こういうところにも、展覧会の苦労が偲ばれるのである。

美術展覧会でも、色々な理由で、時に映画の原題と邦題なみに違ったタイトルを持つものもあるのです。


映画といえば、青い首飾りの少女などで私も大好きになったスカーレット・ヨハンセンの、今公開中の映画の邦題はひどい。「私がクマにキレれた理由」。まるでスカーレットちゃんがバカみたいです。前飛行機の中で見たけど、普通にヒューマンドラマなハリウッド映画でした。邦題を見てみる気をなくす人もいやしないかと心配だ。原題はThe Nanny Diaries(子守り日記)。

過去、私がギャップに最も驚いた映画は、「愛は霧のかなたに」だ。原題はGorillas in the Mist。