ピピロッティ・リスト karakara  原美術館

2007年11月17日 〜 2008年02月11日

11点の作品が原美の一部屋一部屋にインスタレーションされている。
親密でいい感じ。
以前東京都現代美術館で「身体の夢」に出ていた「Sip My Ocean(私の海を綴って)」が私はすごく好きだ。この作品は今回出ていたけれど小さいモニターによるものだったので、現美ででかい展示室いっぱいにインスタレーションされていたのを見ることが出来たのは幸運だった。
あとはかの有名な「Ever Is Over All」(1997)を確認、という感じで見る。また、タイトル忘れたが、小さい穴の中から助けを求めているあれがやはり良かった。
部屋の中に枯れ木をぶら下げて、そこに沢山透明で様々な形の包材をつり下げ、夕暮れのような映像を投影するインスタレーションがとても素敵。また「膝のランプ」という作品はランプの下に座ると膝の上に映像が投影されるという仕組みで、沢山人が並んでいて、みなそれぞれの楽しみ方をみるのもまた楽しかった。
楽しかった。