はなし

ご婦人方とのひととき。皆さん、大体60〜70代だがとてもそう見えない。時々お会いする機会があるけど貴重な時間となりつつある。先日は馬込文士村を散策した。三島由紀夫の家、川端龍子の元自宅+アトリエ(ここの庭に焼夷弾が落ちてかの《爆弾散華》が描かれた。ちなみに皆さんの話によると、落ちたのは爆弾ではなく焼夷弾だったに違いない、なぜならもし爆弾であれば近くのアトリエが残ろうはずはないからだという非常に具体的で説得力のある論証。その後、遠くの女学校上に降っていた焼夷弾がキラキラして夜の雨のようだった話など、皆さん同世代なので割と普通に話が通じていて、つまり経験の共有があって、ああ、こういう事こそ後世に話してもらわないと全く消えてしまう、と思った。)、森茉莉の家、佐藤玄々堂アトリエ後の郷土資料館など、、。