イタリア

この秋ローマに赴いた友人より初メール。滞在許可申請や家探しで今まで難儀していたらしい。渡欧してから許可申請を取りに行かねばならないのも日本での手続き期間があちらのバカンスに当たっていたからとか。警察に9回通ったそうだ。

  「もうすぐ日本を出発して2ヶ月になる今は、親切なイタリア人の画家の アパートのうちの1部屋を600エウロで間借りして暮らしており ます。その大家は、38歳の女性画家で14歳のときに産んだ24歳 の娘いて、さらに自分の娘よりずっと幼い18歳の弟がいる、、不 思議な家族構成です。そして半狂人の婚約者がいます。楽しい人々です。」
など。全て昔とは変わっていて、「小さな発見」はもういいや、という気持ちだそうである。おかげで時の経つのが非常に遅いそうだ。全文掲載したいが割愛。9月にBankArtでやったグローバルプレーヤーズのドイツ展準備に目下いそしんでいる様子。
楽しんでいるのか苦労しているのか良く分からないところが彼の良いところだ。
近々いかないとも限らないので以下メモ。
・テルミニ駅そばのチャイナタウンは衛生状態が酷く、警察が介入して2万ユーロ分の食料押収、中華屋何軒も閉鎖。

・ユーロ高で物価は数年前の2倍。特に不動産賃貸料は2倍以上。

・健康志向でパスタ消費量減。

昔彼はミラノに暮らしていたが、ミラノでだけは死にたくないと思っていたそうだ。しかしローマでは、ここで死んでもいいという気になるそうだ。都市に対する感性。