生誕130周年記念 「上村松園」展 松伯美術館

〜11月27日

近鉄奈良線から学園前駅で降りてバスで5分ほど。「序の舞」「草紙洗小町」を下図と合わせて見ることが出来て興味深かった。小町は、下図を見るとかなり勝ち誇った表情をしており、本画にする時に表情を押さえ、格調を高めたことが分かる。松園の絵を見ると、着物の模様、アクセサリーなどが本当に丹念に描かれていて、装飾を描く際には晩年まで少女のような喜びを持っていたのではないかと思う。青眉抄にもそのようなことが書かれていたかも。

九州から奈良に行くのに途中なんばで一泊。安さで決めたビジネスホテルは歌舞伎町的雰囲気の中にあって少しひるんだ。たこ焼きでも食べに行きたかったが風邪で断念。