岡倉天心展 ワタリウム美術館

2月5日〜6月
芝居が終わった後、岡倉天心展へ。
天心所蔵の茶道具、手紙類、直筆の絵画が展示物の中心。それから大観、春草、雅邦などゆかりの画家の絵が少々。波山の陶磁器も1点出ていた。会場の真ん中に磯崎新+六角鬼丈コンセプトの新六角堂なる茶室が1つ。釣船が一艘。
天心の生涯をバナーにいくつかのテーマに分けながら解説している。資料類より解説バナーの方が膨大だった。コンセプト展ということなので仕方ないのだろう。会期中にいくつもの講演が用意されているようだ。
解説内容は本で読めば分かるとして、会場ならではのものは、芸大の史料編纂室から出されたものや、五浦研究所のコレクション等かなと思った。普段あまり実物にはお目に掛かれないので。